IOI2022 参加を振り返る記

JOI春2023 でいきなり思い出して書くやつ(あまり体裁まで気にすることができなかった)

インドネシア!

海外初めて

移動

飛行機は片道 7 時間かかり、できることが限られるので、その往復の時間で↓の解法を丁寧に完成させた(寝ろ)

No.2160 みたりのDominator - yukicoder
競技プログラミングの練習サイト

滞在

水道の水飲んじゃだめだよ!

調べればわかるけど、ホテルが高級だよ!(桁違いのお金がかかっていることが実感できる)

自動車に乗せてもらっている間に朝はオートバイがたくさん通るなど、日本では珍しい風景を体験した。

歓迎イベントがすごかった

コンテスト日程中のホテルにはゲームルームというのが用意されており、スイーツやボードゲーム、テレビゲームまで装備されていてすごいねとなった

言語

カスの英語でも伝わっていたのでスタッフがすごかったが、逆に私はインドネシアなまりの英語を聞き取れなかったりした。

地方の言語らしい文字と英字はともかく、ときどき日本語が見えた

お金

通貨単位はインドネシアルピア (IDR) で、変換レートはだいたい $10^2$ IDR = $1$ JPY 、というか $1$ kIDR = $10$ JPY。日本でもこの変換を扱っていたが、レートが死んでおり、両替はインドネシアでやったほうがはるかに安かった。

知らないところの飯だとこんなもんか~と言いながら気合い入れてしばらく食べていて、あるとき話を聞くと結構不評らしく、その結果療養中はホテルの食事と Mall で調達したらしい食事が並列で届けられるなど、頭が上がらない

いかにも南国というような感じでフルーツが提供されており、おいしい

𠮷野家も丸亀製麺も”からし”が付属していたが、食べてはいけない(1敗)

新型コロナ

罹患。イベントが一部参加できなかった代わりに、滞在が強制的に延長して別の日程を経験することに

合宿中で、最も英語環境のコミュニケーション力を要求された(各症状に対応する英語とか、知らないので)

回復後の帰国できるまでのあいだ、 Mall で外食やお土産の調達に行くなどした。

競技関連

出発前

前期末テストを受けていました。やばいですね

他の日本選手は延々と過去問の話をしていて、自分は過去問精進してなさすぎて、すまん……という気持ちに

プラクティス

キーボードが US 配列ですね やばいですね 後で練習しておきましょう → ホテルで自分の PC の Windows 設定で US 配列で認識させるようにしたうえで Range Sort ほげほげを AC する(効いた)

無限バナナ普通においしいので最高です

以下、さまざまな問題の解法のネタバレを含みます。

競技 1 日目

会場で参加

さてまずはグラフを解いていき……無い

気を取り直してまずは 1 問目……

これは左から DP ですね。遷移は 2 行分見ないとわかりません。大変ですね。無理です。(←負け)(執筆時いまだに解法を確認していない)

2 問目は batch communication ですね。一度に片方だけしか見えない場合の大小比較というわけで上の桁から見るしかないのですぐに高得点がとれそうですね。

3 問目は communication batch ですね。まず愚直判定が $\tilde{O}(N)$ ではないのがやばいので $\tilde{O}(N)$ を証明します。するとすぐに、いい感じの折れ線を作ればよいのがわかりますがこれは防壁(Walls)ですね (10時間バチャ並感)。クエリ当たり $O(N)$ は実家 stack 芸。 D 可変があきらかにやばいので D を固定すると(min,max,sum)のセグ木になって、 D 可変だと永続セグ木。ん?永続セグ木?行けるか?(終了 1 時間前)

あと 10 分くらいしかない中で 1 問目を見ると自明部分点が置いてあるので、はい。

3-100-100 (????) 銀賞ラインに入ってるのいいね 順位表開けてびっくり。点の取り方の話題で少し盛り上がるなど

バナナ等を食べる→水を飲む→トイレに行くの流れが加速すると良くないので、要注意

競技 2 日目

リモートで参加。バナナ等は配られた。

さてまずはグラフを解いていき…… 2 個ある。

communication がまれにみるクエリ数 $O(N)$ ですね。こんなのはどうせ見る範囲が半分になるタイプの二分探索で、そう考えると作れるので提出すると 99.89 点 (????????) 。な~~~~んだよそれ

一般グラフのほうを見るとまずグラフの特徴づけが難しいですね。無理です。部分点まで読むと、無限自明部分点+満点みたいな構図をしていて地獄。

木のほうは、実家木クエリ…ではかなり無理な形をしているので式変形を頑張ると解けました。国際式変形オリンピック

一般グラフしか残ってないじゃないか。残り 1.5 時間まで考えたけど無理だったので部分点を端からとっていきます。グラフ倒せなかったよ。( Yes の特徴から入ろうとしたのが失敗で、逆に No の方の特徴を取るとよかったらしい。かなしいね)

100-99.89-55 (金賞)

確かに 1,3 問目は点差が付きにくいので、 2 問目の絶妙な配点がこの日の点数をよく分けるみたいなところはありそう 中国勢全員 100 点とっててすごいね

部分点が優しいですねというのは思った

その他

普段ボードゲームを嗜まないので、他メンバーが持参したゲームで遊んでお世話になるなど

副賞のノート PC はときどき使いますが、スマートウォッチは使っていません(文化)

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